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餓狼激闘編第一話 ~アフロハンター光臨~

ティルコネイル東の草原。 そこで一人のアバターが黒オオカミ狩りに精を出している。
頭上に表示されているアバターネームはげんのう、つい最近エリンに降り立ったばかりの初心者プレイヤーだ。

アバターは黒オオカミへ果敢に襲い掛かり、スマッシュ、カウンター、アイスボルトを駆使し、何匹ものオオカミを倒し続けている。
その動きは随分と手馴れている様だが、操作している中の人物にはあまり余裕が無さそうだ。




WS000389.jpg





(スマッシュ・・・カウンター・・・って、なんで反撃してこないんだよ!
こういう時はアイスボルトで・・・うあ!?なんで今来る!アタックアタック!!)


カウンター待機を解いた瞬間に思いもよらぬ反撃を受け掛けるも、黒オオカミの攻撃が運良くスマッシュだったおかげで難を逃れたげんのう。
おかげでパニックに陥いるが、マウスよ砕けろと言わんばかりのクリック連打がなんとか黒オオカミのHPを削り切り事なきを得た。


(あぶねーあぶねー。お、マナポゲッツ! あとちょいでノルマ達成だな。
さっき師匠からメッセで合流するぞって言われたしもう少しで鎧が買える!)


この狩りの目的は黒オオカミがドロップするマナポーション30で、今拾った物を合わせれば集まった数は全部で35個になる。
初プレイ当初から鎧を手に入れたかった彼は購入資金を貯める為、知り合いが買い取ってくれるというマナポーションを集めているのだ。
取引相手のプレイヤーとは数日前に知り合ったばかりだが、こちらが初心者ということもあって戦闘の手ほどきを受け、アイテムをそこそこ高値で買い取ってくれる等色々とお世話になり、今では師匠と呼ぶ人物である。
そして今回の目標個数を買い取ってもらえれば、晴れて予定金額を満たすことができるのだ。


(おし、次のターゲットは・・・あら?一匹も居ねぇ。
まさか、リポップ速度を上回ってしまった・・・だと!?
ククク、もはや貴様らなんぞ我の敵ではないわ!)



WS000399.jpg





なんと初心者にも関わらず黒オオカミのAIに対するルーチンワークがなんだかんだで身についていたげんのうは、一帯にいる黒オオカミを一掃してしまったのだ。
黒オオカミが一匹も居なくなったフィールドでポツンと立っているアバターとは対照的に、PC前で邪悪な笑みを浮かべる中の人。
ニタリ、と口元が吊り上がると同時に新たな血を求めて移動を開始する。


(次の獲物はどこだ? ・・・・・・クハッ! 居た居たァア! 我が太い木の棒の錆となるがいい!!)


タイミング良く進行方向に黒オオカミの群れがポップしたのを認める、と同時に益々その笑みを凄惨なものへと変えて突撃した。
そして開幕スマッシュを仕掛ければ、幸先がいい事にクリティカル発動で一撃の元沈む黒オオカミ。
流れが彼に味方している様にも思える展開だが、しかしてそれは今から始まる激闘への火蓋を切った瞬間であった。


(フヒッ! 次はどいつだぁ~? あ?)


次の獲物を品定めし、と舌なめずりしていた中の人の視界に「そいつ」は飛び込んできた。
実は黒オオカミの群れがポップしたのと同時に画面上部にあるテロップが流れたのだが、ハイになっていた中の人は、それを見事に見逃していたのだ。
つまり、テロップの内容というのは。



―ティルコネイル東の草原に巨大黒オオカミが出現しました―。


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theme : マビノギ
genre : オンラインゲーム

comment

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No title

戦闘描写いいですね!
マビやっている人なら、きっと皆情景が目に浮かんでくるはず(´▽`)

初心者がフィールドボスに遭遇・・・あるあるですね・・・!
次回が気になる(´∀`)

こおしんさん> アザーッス!!
マビノギプレイヤー以外の方が読んでも上手く伝わるように頑張ります!

初心者あるある第一弾ですw
彼の活躍?にご期待ください!
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